Wanko Creative Studio

50代の、つくってみた・やってみた ── SNS・AI・音楽づくりの創作ログ

【朝の作業用BGM】夜から朝へ『めざめのカフェラテ』ができるまで|Dream City Lo-Fi Radio #8 制作の裏側

皆さん、こんにちは!

今回お届けする Dream City Lo-Fi Radio #8『めざめのカフェラテ』の作成記を公開します!

 

夜明けの空が白みはじめ、眠っていた夢の街に、少しずつ朝の光が届いていく——。

開店したばかりのカフェでは、窓辺にやわらかな日差しが差し込み、カフェラテから湯気が立ちのぼっています。街が動き出すより少し前。今日を始めるための、静かであたたかな時間です。

今回お届けする Dream City Lo-Fi Radio #8『めざめのカフェラテ』 は、そんな朝のカフェの情景とともに、支度や作業の始まりへ穏やかに寄り添うために作った一曲です。

1. 今回の狙い:#6「深夜便」・#7「静かな夜のメロディ」の“夜”から、“朝”へ

#6『深夜便』で描いたのは午前2時のラジオ、#7『静かな夜のメロディ』で描いたのは雨の夜でした。夜の静けさをたどってきたシリーズが、今回の #8 で迎えるのは、夢の街が目を覚ます朝です。

目指したのは、まぶしさで一気に起こすような朝ではありません。光に気づき、温かな一杯を手にして、ゆっくり今日へ気持ちを向けていく。そんな「やわらかな始まり」を音楽と情景に重ねました。

キャッチコピーは 「新しい朝に、夢の街から一杯の音楽を。」。眠りへ向かう夜の回から、一日を動かし始める朝の回へ。その切り替わりを『めざめのカフェラテ』という名前に重ねています。

2. 音づくりの裏側:眠くしすぎない、やわらかな目覚めの手触り

朝のための音を考えるうえで大切にしたのは、穏やかさを保ちながら、眠りへ戻りすぎないことでした。急かすような強さではなく、朝の光が部屋へ広がるように、自然と次の行動へ気持ちを運んでくれる感覚です。

そこで、音の印象を次のような手触りとして描きました。

  • やわらかな光のような質感: 明るすぎず、窓辺に差し込む朝日を思わせる温かな響き。
  • 呼吸を整える余白: 支度や作業の邪魔をせず、考えを置ける静かな間合い。
  • 目覚めへ向かう流れ: くつろぎのなかにも、一日を始める小さな後押しが感じられる空気。
  • カフェのぬくもり: 湯気の立つ一杯や木のカウンターが似合う、親しみのある温度感。

強く主張するのではなく、朝の支度や勉強、仕事を始める人のそばに余白を残すこと。ゆるやかでも眠くしすぎず、今日へ向かう気持ちをそっと支える一曲を目指しました。

3. ネムとラテミ:朝のカフェのふたり

夢の街の朝を迎えるのは、DJのネムラテミです。ネムはカフェの小さなラジオコーナーで、朝いちばんのラジオを回します。そのそばでラテミが淹れるのは、一杯目のカフェラテ。マイクとヘッドホン、点いた「ON AIR」の灯り、ミルクピッチャーから立つ湯気に、朝の光が重なります。

放送を始めること、ラテを淹れること、並んで朝を過ごすこと。そんな何気ない営みが、眠っていた街を少しずつ今日へ送り出していきます。

人物が登場するカットでは、ネムとラテミの造形を登録の正本にそろえる方針を引き継ぎ、朝のカフェでもふたりらしい見え方が続くようにしています。

4. ビジュアルで描く「夜明けからカフェの朝まで」

背景は、温かなクリーム色、琥珀色、やわらかな緑を軸にした「STYLE ANCHOR」で統一し、全10カットで夜明けから一日の始まりまでをたどります。

  1. 夜明けの夢の街: 白み始めた空と、遠くのビルに届く最初の朝日。
  2. 朝のカフェ外観: 木の看板と鉢植え、窓から温かな光が漏れる開店直後の店先。
  3. 朝のラジオコーナー: マイクとヘッドホン、「ON AIR」の灯りが待つ木のカウンター。
  4. 一杯目を淹れる手元: エスプレッソマシンとミルクピッチャー、朝日に浮かぶ湯気。
  5. 窓辺の席: ノートパソコンとノート、コーヒーカップが並ぶ作業の始まり。
  6. カフェラテの俯瞰: やわらかな泡の模様と、光を受けてきらめく湯気。
  7. 木のカウンター: 焼きたてのパン、コーヒー豆の瓶、並んだカップがつくる生活の温度。
  8. 目覚める街: 通勤や散歩へ向かう人影と街路樹、やわらかな朝の空気。
  9. カフェに並ぶふたり: ヘッドホン姿のネムと、ラテを手にしたラテミの朝。
  10. 朝の送り出し: 窓いっぱいの日差しと、開いた一日へ静かに送り出すラストカット。

街の遠景からカフェへ入り、一杯のカフェラテと作業の始まりを経て、動き出した街へ。色と光をそろえ、朝が少しずつ開いていく時間を映像でもたどります。

5. 朝のお供に、一杯とともに

Dream City Lo-Fi Radio #8『めざめのカフェラテ』は、朝の支度、勉強や仕事の始まり、ゆっくり過ごしたい休日の朝に寄り添う一曲です。温かな一杯を飲むように、自分のペースで今日へ向かいたいときに流してみてください。

 


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【50代向け】Instagramの始め方ガイド 第11回・最終回|10回の連載を振り返って、私が変わったこと(総まとめ)

こんにちは、わんこです。

「Instagramは若い人のもの」「写真や動画が上手な人でないと続かない」——始める前は、私もどこかでそう思っていました。

ところが、アカウントを作り、写真を1枚投稿してみたら、見えていた景色が変わりました。ボタンを探して迷子になることもありましたが(笑)、やってみた分だけ「次はこうしよう」が増えていきました。

全10回でお届けしてきた「Instagramの始め方ガイド」も、今回が最終回です。ここでは各回を一言ずつ振り返ります。気になるところ、途中で止まっていたところから、どうぞ気軽に読み直してくださいね。

Instagramの始め方ガイド・全10回

第1回 まずはアカウントを作って、最初の一歩

登録から最初の投稿までをまとめたスタート地点。「見るだけ」から一歩進むきっかけになりました。

【50代向け】Instagramの始め方ガイド|アカウント作成から最初の投稿まで

第2回 投稿の種類は、使い分ければ怖くない

フィード、ストーリーズ、リールの違いを整理。最初から全部を覚えなくてよいとわかり、少し楽になりました。

【50代向け】Instagramの投稿の種類と使い道

第3回 趣味の写真には、自分らしさが写る

「映える写真」に気後れせず、好きなものを自分らしく届けるコツを振り返りました。

【50代向け】趣味の写真をInstagramで魅力的に見せるコツ

第4回 「いいね」やコメントから、つながりが始まる

同じ趣味の人を見つけ、交流する回。画面の向こうに人がいるとわかり、Instagramが温かく感じられました。

【50代向け】50代がInstagramで「つながり」を作る方法

第5回 続けるために、毎日に縛られすぎない

毎日投稿が負担になったときの考え方を紹介。続けるには、自分に合うペースを見つけることが大切でした。

【50代向け】毎日投稿を続けるコツ(モチベーション管理)

第6回 いつもの暮らしが、投稿の題材になる

メダカ、園芸、料理、ハンドメイド、読書。いつもの日常や趣味も、そのまま投稿の題材になりました。

【50代向け】メダカ・園芸・料理……50代のInstagram活用事例5選

第7回 ストーリーズは、肩の力を抜ける場所

24時間で消えるから、今日の一枚を気軽に投稿。「きちんと仕上げなきゃ」という気持ちが軽くなりました。

【50代向け】Instagramのストーリーズ活用法

第8回 数字は、落ち込む材料ではなく次のヒント

リーチや保存数から投稿の傾向を確認。数字を「次はどうしよう?」と考える地図に変えました。

第8回:インサイトを見ればわかる!50代がInstagramで伸びる投稿の法則

第9回 安心のための設定を知っておく

公開・非公開の選び方や安全設定を確認。自分で扉の開け閉めを決めてよいのだとわかりました。

【50代向け】安心してInstagramを楽しむための設定とマナー

第10回 「動画は無理」から、リールを1本出せた

短い動画を投稿するまでの気持ちを紹介。上手に作ることより、まず1本出せたことが大きな一歩でした。

【50代向け】Instagramのリール(短い動画)を始めてみた

10回を通して、私が変わったこと

いちばん変わったのは、「うまくできてから見せよう」と思わなくなったことです。

以前は写真の出来や反応が気になり、投稿まで時間がかかりました。でも今は、好きなものや日々の変化を残す場所として楽しんでいます。反応があればうれしい。でも、それだけが目的ではありません。

同世代の方へ、つまずきも含めて伝える楽しさも知りました。失敗が誰かの「私もやってみようかな」につながるなら、笑って話せる失敗が一つ増えたくらいで、ちょうどよいのかもしれません(笑)。

10回すべてを順番に読む必要はありません。今困っている回だけでも、最初の一歩に戻っても大丈夫です。Instagramは競争ではなく、自分のペースで好きなものを残し、人とつながれる場所。この連載が、同世代の方の背中をそっと押せたらうれしいです。

詳しい操作手順を知りたい方へ

このブログでは、実際にやってみた気持ちや発見を中心にお届けしてきました。画面を見ながら進められる詳しい操作手順は、Walleve Creative Studioの初心者向けInstagram完全ガイドにまとめています。

「次はどこを押すの?」と迷ったときは、そちらも一緒に開いてみてくださいね。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。連載はこれで一区切りですが、Instagramでの「やってみた」は、これからも続きます

 

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【Dream City Lo-Fi Radio #7】DJネムがお届けする「静かな夜のメロディ」|ラテミのラテボウルと、静かな創作の夜

はじめに

こんばんは!Dream Cityの片隅から、深夜の作業やリラックスタイムに寄り添う音をお届けする「Dream City Lo-Fi Radio」の時間です。

 

ラジオDJを務めるのは、ラテミが作った優秀な人型ロボットのネム。今夜も、頑張るあなたの心をそっと解きほぐすようなLo-Fiトラックをお届けします。

 



ラテミとネムの夜の風景

「僕がDJをやっているおかげで、ラテミはいつも楽しそうに楽をしてるみたいですけどね」

ネムがマイク越しにそんな冗談を交えつつ選曲を進める横で、当のラテミはどこ吹く風。大きなラテボウルを両手で大切に抱え、大好きなカフェラテを美味しそうに味わっています。

 

「急ぐ必要のない夜だからこそ、湯気と一緒にアイデアが浮かんでくる……じゃなくて、カフェラテを飲む時間が一番の贅沢なんだよね」

 

実は、ラテミが大好きなのは作詞と作曲。

 

ネムにDJを任せている本当の理由は、誰にも邪魔されずに曲作りに没頭する時間を確保するため。だけど、そんな影の努力や頑張りは一切表に出さず、ただただ優雅にカフェラテを楽しんでいるように見せるのがラテミ流です。

 

今夜流れている心地よいトラックも、もしかしたらラテミが夜静かに書き上げたメロディなのかもしれません。

#7 の見どころ&サウンドのポイント

  • 静けさに溶けるジャジーなLo-Fiビート:深夜の創作活動や読書、勉強の集中力をそっと高めてくれるBGM。
  • 温もりあるレトロサウンド:アナログレコードのパチパチとしたノイズが、ラテボウルの湯気のように優しく空間を包みます。
  • ふたりの空気感:完璧にDJをこなすネムと、影で努力しながらも飄々とカフェラテを味わうラテミの絶妙なディスタンス。

YouTube動画はこちらから


www.youtube.com

温かいカフェラテや好きなドリンクを用意して、ぜひじっくりとお聴きください。チャンネル登録や高評価、コメントもお待ちしております!

おわりに

今日一日、本当にお疲れ様でした。

表には出さないけれど、あなたも今日一日どこかでそっと頑張っていたはず。

ネムの届ける音楽とラテミのゆったりとした時間が、あなたの夜を優しく癒やしますように。

それでは、また次回のラジオでお会いしましょう

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【作業用BGM】眠らない街の深夜便『深夜便』はどう生まれたか|Dream City Lo-Fi Radio #6 制作の裏側

 

深夜、まだ起きているあなたへ——。

時計の針は午前2時を回り、周囲の明かりがひとつ、またひとつと消えていく時間帯。

静まり返った部屋でパソコンの画面に向かったり、机の上でノートを広げたりしていると、ふと「今、この世界で起きているのは自分だけなんじゃないか」というような、不思議な孤独感に包まれることはありませんか?

今回お届けする Dream City Lo-Fi Radio #6『深夜便』 は、そんな深夜に静かに作業や勉強に励むすべての人へ寄り添うために作った楽曲です。

1. 今回の狙い:DC05の「夏の昼」から一転、深夜の「一人じゃない」時間へ

前作の DC05 では「夏の元気なJ-POP」をテーマに、真夏の太陽が差し込む昼下がりのエネルギーや、弾けるような開放感を前面に押し出したサウンドをお届けしました。

 

そこから一転して、今回の #6 の舞台は眠らない夢の街の午前2時。パーソナリティの「DJネム」がお届けする深夜ラジオ『深夜便』というコンセプトで制作をスタートしました。

 

目指したのは、「一人みたいで、一人じゃない」と感じられる空気感です。深夜の作業は、自分自身との静かな戦いでもあります。だからこそ、主張しすぎないけれど確かにそこに居てくれるラジオの存在のように、朝が来るまでの時間を静かに伴走し、作業を温かく後押しするような空間をつくりたいと考えました。

 

2. 音づくりの裏側:深夜ラジオの「手触り」と作業を妨げないバランス

「深夜向けの楽曲」と聞くと、まどろむようなゆったりとしたトーンを想像されるかもしれません。
 しかし、本作の目的はあくまで「深夜の作業を後押しすること」です。リラックスできつつも、集中が途切れてしまわない絶妙な手触りを追求しました。

 

音の質感を作るにあたって意識したのは、温かみのあるアコースティックなニュアンスと、ラジオ特有のノスタルジックな空気感です。

  • 温かいローズ・ピアノ
    空間をやさしく満たす、角の取れた柔らかいコード感。
  • ミュートしたトランペット
     静かな夜の空気にじわっと溶け込むような、少し哀愁のあるメロディライン。

  • ブラシのドラム
     リズムを主張しすぎず、心拍に心地よく寄り添うブラシワーク。

  • ヴァイナルノイズとアンビエンス
     レコードのプチプチとしたノイズや静かな街の空気感を添えることで、まるでラジオのスピーカーから聴こえてくるような距離感を表現。

これらが組み合わさることで、ゆったりとしすぎない心地よいテンポ感とともに、集中力を保ちながら長時間の作業を続けられるグラデーションを目指しました。

3. 歌詞のこと:「一人みたいで一人じゃない」深夜の連帯感

本作は、作詞(わんこ)を手がけたボーカル入りの楽曲です。言葉の端々に込めたのは、深夜にそれぞれの場所で頑張っている人たちへの静かなエールです。深夜便で皆さんの元を走っている感じです。

 

「今夜も画面に向かっているあなた」「教科書をめくっているあなた」——遠く離れた場所で誰かが同じように起き、何かと向き合っている。そんな深夜の連帯感を、DJネムの語りと歌声に乗せて描きました。

 

過剰に背中を押すのではなく、「朝が来るまで一緒に走ろう」と寄り添うトーンに仕上げることで、作業の邪魔にならない言葉の響きを目指しています。

4. ビジュアルで描く「深夜から夜明けまで」の時間進行

楽曲とともに流れる背景ビジュアルも、今回は時間の移り変わりを感じられる構成にこだわりました。画風のブレを無くし統一感を持たせるため「STYLE ANCHOR」の設計手法を活用し、全10カットの画像でストーリーを展開しています。

 

  1. 夜景ロング: 眠らない夢の街全体を遠くから見渡す視点

  2. ラジオブース: DJネムが静かにマイクに向かう、温かい光の灯る空間

  3. 自室デスク: 画面の光に照らされた、誰かの作業デスクの手元

  4. 深夜の街の点描: 静まり返った街角やストリートの情景

  5. 夜明け前: 空の端が少しずつ白み始め、新しい朝へと向かう光

作業の合間にふと画面へ目をやったとき、音楽とともに街の情景や時間帯が少しずつ変化していく様子を楽しんでいただけます。

5. 深夜のお供に、ぜひお聴きください

Dream City Lo-Fi Radio #6『深夜便』は、深夜のデスクワーク、勉強、創作活動、あるいは少し考え事をしたい夜のお供として丁寧に作り上げました。「もう少しだけ頑張りたい」「静かな夜を集中して過ごしたい」というときに、ぜひ流してみてください。


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📚 関連:AI作曲や動画づくりの手順は、学習ブログ walleve.site でも解説しています。

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【BGM制作記】水辺のBGM ④『夕暮れの水辺 ── Summer Dusk Pond』── ナイロンギターと茜色の残響、夏の夕暮れ

こんにちは、わんこクリエイティブスタジオです。

 

Biotope World Studioさんからご依頼いただいた「水辺の一日」BGM5曲。その4曲目、「夕暮れの水辺(Summer Dusk Pond)」ができあがりました。

 

③苔と小川の穏やかな昼を経て、物語はいよいよ夕方へ。空と水面が茜色に染まり、一日の熱がゆっくりほどけていく時間を音にしました。

✱④夕暮れの水辺 ── 茜色にほどける、夏の夕方

キャッチコピーは「― ナイロンギターと茜色の残響、夏の夕暮れ ―」。やわらかなナイロン弦のギターを中心に、きらめくパッドと、遠くの蝉時雨を思わせる揺らぎを重ねたアンビエントBGMです。

昼の明るさが少しずつ薄れ、水面にオレンジ色の光が長く伸びていく。まだ夏の気配は残っているのに、どこか一日の終わりを感じる——そんな、懐かしくて少しだけ切ない時間を目指しました。

✱制作の裏側:ナイロンギターを夕暮れの光にする

③苔と小川では琴と尺八を主役にしましたが、④では音の景色を大きく変え、ナイロン弦のギターを中心に据えています。金属弦よりも角がなく、指先の温度が伝わるような丸い音が、夕暮れのやわらかな光に合うと考えたからです。

設計で意識したのは、次の3点です。

  • テンポは65 BPM——急がず、止まりすぎない速さ。日が沈むまでのゆっくりした時間の流れを意識しました
  • ギターは語りすぎない——印象的なメロディーを押し出すのではなく、短いフレーズと余韻で水面のきらめきを描きました
  • 夏の気配を遠くに置く——蝉の声をそのまま目立たせるのではなく、パッドの揺らぎに溶け込むような質感として重ねています

夕方の曲だからといって、ただ寂しい音にはしたくありませんでした。今日一日を静かに見送るような安心感と、「また明日」という小さな明るさ。その両方が残るように整えています。

✱「水辺の一日」の中で、景色が切り替わる場所

この連作は、①朝の水庭、②雨と睡蓮、③苔と小川と、少しずつ時間と景色を進めてきました。④夕暮れの水辺は、昼から夜へ渡るための橋のような一曲です。

③までの自然な水音と和の空気を受け継ぎながら、ナイロンギターの温かさを加えることで、次の⑤「月夜のメダカ」へ向かう色の変化を作りました。5曲を順番に聴いたとき、ここで部屋の明かりを少し落としたように感じてもらえたらうれしいです。

✱映像で描く、茜色の水辺

映像は、これまでの水彩タッチの世界観を引き継ぎながら、茜色、淡い紫、夕暮れの青を中心にまとめる想定です。

  • 夕日を映して赤く染まる睡蓮鉢
  • 水面を静かに横切るメダカの影
  • 逆光に透ける睡蓮の葉
  • 長い影が伸びる、夏の小さな庭
  • 縁側と水鉢を包むやわらかな夕方の光
  • 遠くの空に残る入道雲
  • 水面に揺れる金色の反射
  • 夕風にわずかに揺れる水草
  • 薄紫へ変わり始めた空と庭
  • 最初の星が見え始める水辺の全景

朝・雨・昼とは違う色を使いながらも、同じ庭の一日だと伝わるよう、静かな水面と水草の気配をシリーズ共通のモチーフとして残します。

✱こんなときに聴いてほしい

  • 夕方の作業をゆっくり終えたいときに
  • 一日の気持ちを切り替える休憩時間に
  • 読書や、静かな家事のおともに
  • 眠る前のリラックスタイムに
  • YouTube動画Biotop World studioのBGMに

窓の外が少し暗くなり、部屋の照明をつけるか迷うころ。そんな時間に小さな音で流していただけたら、この曲の景色がいちばん自然に伝わるように思います。


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✱次回予告:⑤月夜のメダカ

連作「水辺の一日」は、次回でいよいよ最後の夜へ。5曲目は「月夜のメダカ(Moonlit Medaka)」です。

月光が映る水面と、静かに泳ぐメダカ。チェレスタの澄んだ響きと、やわらかなパッドで、眠りと深い集中に寄り添う夜の一曲を描く予定です。

朝から始まった水辺の一日も、あと一曲。最後まで一緒に見届けていただけたらうれしいです。


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【BGM制作記】水辺のBGM ③『苔と小川 ── Koto Stream Garden』── 琴と尺八、流れる水の和みの昼

こんにちは、わんこクリエイティブスタジオです。

Biotope World Studioさんからご依頼いただいた「水辺の一日」BGM5曲、その3曲目「苔と小川(Koto Stream Garden)」ができあがりました。①朝の水庭の夜明け、②雨と睡蓮の雨の日を経て、今回はいよいよ昼の時間へ。苔むした石のあいだを、小川が静かに流れていく庭の音です。

③苔と小川 ── 苔と小川の、和みの昼

キャッチコピーは「- 苔と小川の、和みの昼 -」。苔むした石と小川が流れる、和モダンな昼の庭をイメージした、ゆったり流れるアンビエントBGMです。

①②が「水面」を主役にしていたのに対して、③のテーマは「流れる水」。止まっている水ではなく、絶えず動きながらも、どこか静かな——そんな昼下がりの庭の時間を音にしました。

制作の裏側:琴と尺八を、水の流れに溶かす

この曲は、シリーズのなかでいちばん"和"に振り切った一曲です。主役の楽器は琴(こと)と、遠くで鳴る尺八。その二つを、暖かいシンセパッドの上にそっと置いて、小川のせせらぎと溶け合わせています。

設計で意識したのはこの3点です。

  • テンポは指定せず、自由に——①②はBPMを決めて作りましたが、③はあえてテンポ指定を外しました。小川の流れのように、拍に縛られず自然に揺れてほしかったからです
  • 侘び寂び(wabi-sabi)のミニマリズム——音数を増やさず、余白を大切に。琴の一音が消えていく"間"そのものを聴かせる作りに
  • 和×現代の融合——琴と尺八という伝統楽器を、現代的なアンビエントの手法で包む。古くさくならず、作業用BGMとして今の暮らしになじむように

連作の設計段階から、③は「昼の和モダン」と決めていました。②雨と睡蓮が「ローファイなエレピ×雨」だったので、時間帯(昼)も、質感(和楽器×流れる水)も、しっかり変えています。順番に聴くと、水辺の一日がちゃんと前へ進んでいく——そんな連作の手ざわりを大事にしています。

背景の10枚:苔と小川の、昼の庭

動画の背景は、これまでと同じく水彩タッチのイラスト調で10枚。今回は「苔と流れる水」の情景を、視線がゆっくり庭を巡るように並べました。

  1. 苔むした石の上を流れる、小さな小川(木漏れ日の昼の光)
  2. 石の上の鮮やかな緑の苔と、透きとおる水のしたたり
  3. 縁側に置かれた琴と一杯のお茶、その向こうに苔の庭の流れ
  4. 浅い流れを渡る飛び石、まわりにシダと苔
  5. 澄んだ流れの淀みを泳ぐメダカ、木洩れ日の差す水底の小石
  6. 竹の注ぎ口のある蹲踞(つくばい)と、そのまわりの苔
  7. もみじの葉ごしに苔むした川岸へ差し込む光
  8. 昼の静かな池に浮かぶ睡蓮と水草(侘び寂びの気配)
  9. 苔と石、静かに流れる水のある禅庭の一角
  10. 昼の、苔と小川の日本庭園の全景

配色は苔の深い緑と、木漏れ日のやわらかな黄緑。①の朝焼けの金色、②の雨の青グレーとはまた違う、いちばん「和」を感じる色合いに仕上げています。

こんなときに聴いてほしい

  • 作業・勉強のBGMに(音数が少ないので、思考の邪魔をしません)
  • 読書のおともに
  • リラックス・睡眠に


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お茶をいれて、少しだけ手を止めたい昼下がりに。和室でも、洋室のデスクでも、不思議となじむBGMになったと思います。

次回予告:④夕暮れの水辺

連作「水辺の一日」は、次でいよいよ夕方へ。4曲目は「夕暮れの水辺(Summer Dusk Pond)」——ナイロンギターと茜色の残響に、遠くの蝉時雨のようなきらめきを添えた、夏の夕方の一曲になる予定です。こちらもできあがったら、制作の裏側とあわせてご報告します。

水辺の一日も、いよいよ後半へ。どうぞお楽しみに。


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【50代向け】Instagramのリール(短い動画)を始めてみた|「動画なんて難しそう」から一歩踏み出した話|Instagramの始め方ガイド 第10回

 

こんにちは、わんこです。

「写真の投稿には少し慣れてきたけれど、動画なんて自分にはとても無理……」——リール、という言葉を見るたびに、そっと画面を閉じていませんか。じつは少し前まで、まさにそれがわたしでした。

でも先日、思いきってスマホだけでリールを1本つくってみたんです。

うまくできたかと聞かれたら、正直あやしいもの。それでも「自分にも出せた」という感覚だけは、しっかり残りました。

今日はその「こわかった気持ちが、少しずつほどけていった過程」を、同世代の方へおすそ分けしたいと思います。むずかしい操作の話はしません。

技術よりも、気持ちのハードルが下がっていく順番を、一緒にたどってみましょう。読み終わるころに「これなら、わたしも一本くらい」と思ってもらえたら、それでこの記事は大成功です。

そもそも「リール」って何?むずかしく考えなくて大丈夫

リールは、ざっくり言うとInstagramの中でつくれる「短い縦型の動画」のこと。スマホを縦に持ったまま、数十秒の短い動画を投稿できる機能、というくらいのイメージで十分です。写真の投稿ができる方なら、入り口はすぐそばにあります。

※ 何秒まで投稿できるか、といった細かい仕様はときどき変わります。数字はここでは断定せず、投稿前にアプリ内の画面でご確認くださいね。

「わたしには無理」と思っていた頃(最初は、とにかくこわい)

正直に言うと、はじめは動画のボタンを押すことすら、ためらっていました。「編集ってどうやるの」「音楽やBGMは?」「へんな映り方をしたら恥ずかしい」——頭の中が専門用語でいっぱいになって、まっ白。触る前から、もうお腹いっぱいだったんです。

同じように「動画=上級者のもの」と感じている方、きっと多いと思います。わかります。わたしもずっと、そちら側の人間でした。写真なら景色や花を一枚パチリで済むのに、動画となると「何を映せばいいの」「長すぎたら退屈じゃない?」と、始める前から不安ばかりが積み上がる。あの気持ち、痛いほど覚えています。

とにかく1本、撮ってみた日(おそるおそる、指が動いた)

ある日、思いきってやってみることにしました。用意したのはスマホ1台だけ。特別な機材も、明るい照明もありません。窓辺のちょっとした風景を、十数秒ほど、ただ撮っただけ。

「うまく撮ろう」をやめたら、急に軽くなった

コツは、うまく撮ろうとしないこと。手ブレしても、声を入れなくても、まったく問題なし。「ただの練習、だれにも見せない下書きのつもり」で撮ったら、あんなに重かった指が、すっと動きました。撮ったあとに見返すと、思ったより悪くない。むしろ、いつもの暮らしの空気がそのまま映っていて、なんだか愛おしくさえ感じたんです。上手・下手より先に、「撮れた」という事実そのものが、小さな自信になりました。

公開ボタンを押した瞬間(今は、ちょっとだけ誇らしい)

できあがった十数秒を前に、最後の関門「公開」ボタン。心臓はドキドキ。えいっと押してみたら——世界は、何も変わりませんでした。だれに笑われるでもなく、いつもの静かな一日のまま。

でも、わたしの中では、確かに何かが変わったんです。「動画なんて無理」だった自分が、たった今、1本を世に出した。その小さな事実が、思っていたよりずっと、あたたかく胸に残りました。大げさに聞こえるかもしれませんが、年を重ねてから「はじめて」を一つ増やせたことが、しみじみ嬉しかった。こわさの正体は、たいてい「やる前の想像」だけ。実際にやってみると、拍子抜けするほど静かに、それは消えていきました。

動画がこわくなくなった、3つの小さな発見

① 「うまく」より「ふつう」でいい

プロのような映像を目指さなくて大丈夫。日常のひとコマこそ、同世代の方の目にはいちばん親しみやすく映ります。

② 見ている人は、粗探しなんてしていない

自分では気になる小さな粗も、見る側はほとんど気にしていません。心配の九割は、たいてい取り越し苦労でした。

③ 1本出すと、2本目がぐっと軽い

いちばん重いのは「最初の1本」。そこさえ越えれば、次からは驚くほど気楽です。こわさは、慣れが静かに溶かしてくれます。

くわしい作り方は、ここでは深追いしません

この記事は「心のハードルを下げる話」なので、細かい操作の手順はあえて書きこみません。実際の作り方・編集のコツは、姉妹サイト walleve.site にていねいにまとめています。手を動かす番になったら、そちらをのぞいてみてください。

動画なんて難しそう——そう思っていた50代のわたしでも、スマホ1台でリールを1本、ちゃんと世に出すことができました。50代でも、動画は出せます。完璧じゃなくていいんです。まずは十数秒から、あなたのペースで。次にお会いするときは、あなたの「はじめての1本」の話が聞けたら、とてもうれしいです。

わんこ creative studioについて

わんこ creative studioは、WALLEVE(walleve.net)が手がける音楽・映像レーベルです。 「一人じゃないと気づけない場所を、作っています。」——その言葉のとおり、聴いてくれる誰かの一日が、ほんの少し軽くなる音を届けたくて活動しています。

夢の街の物語や他のBGMシリーズも、ポータルサイト walleve.net からたどれます。よかったら、のぞいてみてくださいね。

それでは、また次の一枚で。 暑い夏を、いい音と一緒に

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――わんこ(同世代で、一緒に試行錯誤している仲間より)